護摩行で受けた質問等を書きます。
質問1、「お不動様はたっておられるお姿と座っておられるお姿と両方あるのですか?」
答え「そうです。お大師様や円珍、円仁など入唐八家といわれる人々の招来したお不動様は初期不動といわれ両目開眼、惣髪、座像です(お大師様招来のものは高雄曼荼羅様といいます。東寺講堂、園城寺、延暦寺等が座像です)。その後安然「不動明王立印儀軌修行次第胎蔵法」淳祐「要尊道場観」等で不動十九相観が大日経入曼荼羅具縁真言品(「頂髪左の肩に垂る」「一目にして諦観す」「安住して磐石にあり」)にあわせてとかれ十九観様というお不動様が作られました。大日経ではお不動様は座像と説かれましたが十九観様の不動としては立像のものが作られました。高野山金剛峰寺の不動、南院の「波切不動」京都青蓮院の青不動などがこれです。」
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