2008年9月28日日曜日

新宿駅で若者に拝まれました。

9月30日福聚講の仲間と坂東5,6,7,8番を打ちおえて帰るとき中央線にのろうとすると降りてきた若者が真剣な表情で巡礼姿のわたしを拝みました。とっさのことで両手がかさと錫杖でふさがっていたためこちらは頭を下げただけになりました。一瞬のすれ違いざまに興ったことでした。四国遍路の途上では拝まれたことはありますが新宿の雑踏のなかで拝まれたのははじめてで電車に乗り込んだあと思い出してなぜか涙が出てきました。衆生のこころと仏のこころは一つだとお経にありますがまさにそのことを実体験しました。

2008年9月20日土曜日

閏年の逆打ち

今年は閏年です。閏年に四国を逆打ちするとお大師様に会えるといわれてきました。遍路の祖衛門三郎が20回遍路のあと閏年に逆打ちをして12番焼山寺のふもとでお大師様に会えたといわれています。私も3回目の四国遍路を逆打ちしました。そして18日成満しました。この間とても言葉に出来ないありがたいことがたてつずけに興りました。高野山で行を指導していただいた高僧にばったりであったり、200回遍路のかたにお接待で車に乗せていただいたうえに錦の納札を戴いたりしました。そしてなによりふしぎなことは衛門三郎の伝説が単なる伝説ではないことを身をもって体験したことです。これ以上はとても勿体無くてかけませんがこれからどのようにお大師様に御礼奉公したらいいのか考えています。

2008年9月3日水曜日

先日非常に生々しい夢を見ました。郷里の寺に帰らないかと小乗仏教の黄色い僧衣を着た私に故郷の寺の山門のところで地元の人らしき人が言うのです。わたしは東京でやっていることがあるので半々でいいなら帰ってもいいというのですがその人はそれはむりだという意味のことをいい去っていきました。何を意味するのかはかりかねています。