2009年2月18日水曜日

先祖供養

先日護国寺で涅槃会のあと数名の先祖供養をしてもらいました。うしろから拝んだのですがなにか仏様に届いた感じがしました。われわれも大きな行の前は先祖供養をします。般若心経を最低でも千巻あげます。いまある行の準備で800巻目をあげていますが非常に有難い気がします。時間は100巻で1時間かかります。でもそれだけのことは感じます。みながそれぞれ先祖供養をしていけばせんぞはつきつめればただ1対になり更にその先はミトコンドリアなどまでいくのですからここまで供養できれば世の中がかならずよくなることは当たり前と思えてきました。あとで此のとき参加した若い女性に聞くと欄間のうえにあった如意輪観音さまのお口がみなのお経にあわせて動いていたと言うのです。私もなにかお像が不思議な感じに見えたのですがこういうことがおこっていたとは・・・。不思議なことでした。

2009年2月14日土曜日

行の前の心の持ち方

8月から大きな行に入る準備に取り掛かりました。なかなかぴたっとした気持ちになれないでいたのですがやっと最近自分を明治ぐらいの行者にみたてることでその気持ちの区切りがつきました。いつまでも俗人の気持ちのままでいたので行とのギャップになじめないでいたのが分かりました。いくら身の回りの準備をしても肝心の根っこの心の部分がゆるゆるではいい行に入れないのはあたりまえだったのです。じぶんを明治期ぐらいまでの本当の行者とみたてることでなにか一本心の心棒が通ってきました。心の持ち方とは本当に不思議なものです。書などでも心がそのままあらわれるというのはこういうことだと思いました。