2008年6月7日土曜日

昨夜有難い夢を見ました。こうです。道を歩いていると多くのならず者のような人々に取り囲まれましたが、「遍路だ」というと囲んでいた人々がとたんに態度を変え、尊敬の眼になり、奥から紙を持ってきて揮毫を頼みます。わたしは『南無大師遍照金剛」と書きました。我ながら有難い夢でした。

2008年5月24日土曜日

いのちも心もまるごとひとつ

20.3.18産経新聞「正論」に村上和雄筑波大名誉教授の「全ての命は繋がっている」との論文が掲載されています。「昨年11月京都大学の山中伸弥教授らによって新しいヒト万能細胞(ips細胞)の作成成功の快挙があった。・・・ここで忘れて成らないことがある。細胞のコピーは作れるが細胞そのものはもとからtるくることはできないのである。これはたった一つの細胞ですら生きていることがいかにすごいかということである。細胞1個が生きているだけでもすごいのに私たちの身体では60兆の細胞が毎日大きな争いも無く助け合ってみごとに生きている。・・・ヒトには数百種類もの細胞がそれぞれ独自の役割を演じながら他の細胞を助け臓器の働きを支えている。臓器はそれぞれ独自の働きを演じながら個体を生かしている。・・21世紀にはこの利他的な遺伝子と名付毛手よいものの正体の一部が解明できると思っている。1953年遺伝子の本体がDNAという物質であることその構造が解明された。そして驚くべきことが明らかになった。それは細菌をふくむ微生物、昆虫、植物、動物、人間などすべての生き物は「A・T・C・G」と呼ばれる同じ遺伝子暗号をつかっていることが発見されたのである。これは地球上のあらゆる生きとし生けるものは「A・T・C・G」を含むDNAで繋がっていることを意味している。・・私は生命科学の研究に50年以上従事してきたがつくずく感心していることがある。それは細胞核中の極微の空間に万巻の書物に匹敵する遺伝子情報を書き込み一刻の休みも無く働かせている大自然の素晴らしさである。この大自然の働きをサムシンググレートと表現してきた。地球上のすべての生き物は命の元であるサムシンググレートに繋がっていてお互いに協力しあって地球生命体を構成しているのである。」
これは心についても同じです。パスカルはパンセで「人間は極大も極小も知りえない」「この無限空間の永遠の沈黙は恐ろしい」さらに『神を知ることから神を愛することがなんてまあ遠いことだろう』といいました。真理に遠い人はみなこのように思います。ぱすかるは正直な人です。
しかし一旦、われの心は先祖の心であり、あらゆる生きとし生けるものの心である。さらには仏の心でもあるとわかればそのような考えは吹っ飛びます。
いのちも心もすべておおきなひとつのものなのです。

2008年5月16日金曜日

昨日深川の不動尊に参拝その後東京般若道場で座禅しました。座っているとさきの深川不動尊のご本尊が道場の真ん中におられる気がしてなりませんでした。釈迦牟尼会 会長・師家 山本龍廣老師の提唱はわれわれは個別の心でなく一つの心であるというものでした。いまから40年以上前の昭和41年の春井の頭公園の武蔵野般若道場で芋坂光龍老師の提唱を聞いたことを思い出しました。提唱を聞きながらなぜか涙が止まりませんでした。

2008年5月5日月曜日

四国遍路でお大師様に会った

4月末から四国を逆打ちしました。5月4日朝7時前雲辺寺手前で突然墨染めの衣を着て赤い錫杖、菅笠の方に出会いました。「ようおまいり」といってくださってすれ違いました。絵に描いたお大師様のとおりのお姿で「うるう年に逆打ちするとお大師様にお会いできるというのはこのことかと鳥肌が立ちました。そのあと雲辺寺の下で軽四輪がよってきました。乗り込むと三角寺の麓まで接待してくれました。運転していた中年の農家の人は「われわれはお遍路さんをみるとお大師様と思っているのでこうしてお接待させていただくのが嬉しいので遠慮されなくていいですよ」といってくれました。三角寺では本堂、大師堂といつものごとく縁に座して理趣経を上げていると縁の下に僧侶の一行がきて私をおがむようにうしろから般若心経をあげます。あまりのもったいなさに涙をながしておりてくるとそこにはなんと高野山の加行以来指導いただいている浅井僧正がいたのです。連休で俗人のかたを数十名バスでおまいりにつれてきていたのでした。車のお接待がなければ浅井僧正にもお会いできなかったところでした。そのあと庫裏の縁で昼食をとっていると隣に座った美人の女遍路がバナナをくれました。お大師様にお会いしたはなしをすると「それはお大師様に違いありません」といって泣き出しました。なんという信仰深いひとなのかと子供の結婚相手にどうかと勝手に思い定めてて納札を交わしました。あとで母に報告するとなんとここ三角寺の先住は父と仲のよい修行仲間だったということでした。さらに三角寺のご本尊は生家の寺のご本尊と同じ十一面観音様だったのです。あまりの有難い出来事の連続にお大師様に本当に守っていただいているという今まで感じたことのない大きな安心感を得ました。神戸の息子の引越し手伝いにいっている妻に報告すると妻のほうも亡失した衣文架のくぎが引越しのトラックの荷台から奇跡的に出て来て組み立て可能になったということでした。ありがたいことがつずきました。

2008年4月21日月曜日

昨日護摩のあと、境内にきていた若い夫婦ずれらしきひとから弁天堂の弁天様の前にお祀りしている蛇体人面の神様のことを尋ねられました。これは弁天様が蛇に縁があるということで宇賀神という神様をお祀りしているものでした。辞書によると中世以降信仰された神でサンスクリットの「宇迦耶」から来たと言う説(弁財天三経略疎)と記紀にあるウカノミタマに由来するという説(塵添壒囊抄)があるということです。穀霊神、福神として信仰されていたが比叡山教学に取り入れられ弁才天と習合し、宇賀弁財天として独特の展開を見せると言うことです。鎌倉時代台密穴太流の僧謙忠選の修法書「最勝護国宇賀耶頓得如意宝珠王修儀」が成立している。宇賀弁財天には多くの経典があり、「仏説最勝宇賀耶頓得如意宝珠陀羅尼経」「仏説即身貧転福徳円満宇賀神将菩薩白蛇示現三日成就法」「仏説宇賀神王福徳円満陀羅尼経」が弁財天三部経とよばれまた、「仏説大宇賀功徳弁才天経」「大弁才天陀羅尼経」を加えて弁財天五部経ともよばれた。宇賀弁財天は天女形で八ぴその腕に鉾、輪寶、寶弓、宝珠、剣、棒、鑰、寶箭をもち頭上に老人の顔を持つ白蛇を戴いており眷族として15王子を率いる。帰依すると福徳円満をえるという。宇賀弁財天への信仰は竹生島、厳島、江ノ島、紀伊天川など全国にひろまった。また陰陽道、吉田神道にも取り入れられたとされます。

2008年4月20日日曜日

護摩堂にきた20代の若者に話しかけました。神妙なかおで拝んでいました。般若心経も知っていると言います。「『色即是空、空即是色」はこの世のことは有為転変極まりないものである。しかしその変化してやまないものが同時に宇宙の姿として我々の前に現れているということだ」と話しました。護摩が始まっても1時間以上立って拝んでいました。次は河波さんで十善戒を解説してあげました。最後は若い二人つれです。佛教では自分自身が仏であると説く。すべての人が幸せになるようにと拝めといいました。若者はうなついていました。

2008年4月15日火曜日

昨夜夢をみました。母と歩いていたのですが民家の横を通ると多くのひとが縁側や畳のへやに詰め掛けています。仕切りをしてある部屋も多く、祈祷師が悩み事に答えているのだとわかりました。なぜか「このていどの祈祷師でもこんなに多くの人がつめかけるのだから自分もこういうことをやればもっと多くの人がくるのではないか」と思ったところで目が覚めました。こういうことをせよというお示しだったのでしょうか。