2009年11月28日土曜日

高尾山結縁灌頂のご本尊

今日28日(お不動様の日でもあります)10月6日に僧侶だけで受けた高尾山神護寺での結縁灌頂でご縁を戴いた仏様の種子が事務局から送られてきました。オンという金剛宝菩薩の種子でした。自分では投華のあと目隠しをとられて曼荼羅を見たとき樒の落ちたところは金剛法菩薩と思い込んでいたのです。ところがこのときの曼荼羅は常のように上下が東西になっているのでなく南北になっていたのです。従って大日如来の上は宝波羅密菩薩でそのうえが金剛宝菩薩となっていたのでした。10月4日に求聞持を無魔成満してすぐにこの結縁灌頂に臨んだため虚空蔵菩薩様にご縁を結ばせていただけるかもしれないと思っていたのですが自分で曼荼羅を見てさらに承仕の僧が「コンゴウホウボサツ」といったので曼荼羅の位置からしても金剛法菩薩だとおもいこんでいたのです。法菩薩は観音様の化身でもあり観音様と結縁したのだと思っていたのです。ところが今日やはり虚空蔵菩薩様の金剛宝菩薩様と結縁していたとわかりなにかじわーっと喜びが沸いてきました。 
 奇しくもこのあとかさねて郵便が届き、太龍寺で私の前に行をされたT師から求聞持行者の書がおくられてきたのです。市川覚法師「修行1200日」藤谷宗澄師「智慧をもとめて」などです。いずれも相当の行をされている内容でした。
 やはり求聞持行はただの行ではありませんでした。

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