2008年12月22日月曜日
友人の死
最近親代わりの友人が10年の癌の闘病ののち死にました。導師をたのまれたのですが通夜の席上山本玄峰老師の「人間70よりは80,80よりは90、90よりは100、100よりは死んでからじゃ」と言う言葉をおしえました。遺族は故人はこれからだとわかりおおいに勇気付けられたと言うことでした。また翌日諷誦文のなかで「代受苦の菩薩として10年を生き抜いた」と故人をたたえました。遺族はことのほか喜んでおられました。そうです理不尽な病,事故にあった人は他人とくらべて妙に卑屈になることはないのです。そのひとは周りの人の業を代わって受けてくれたヒーローなのです。むしろ堂々としていていいのです。此の故人の遺族も「親しい人の業を取っていったと思います」と出棺の挨拶をしました。また故人の家族は葬儀の数日後故人がお不動様と一緒の夢をみたといいます。有難いことでした。
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